毎週水曜午後1時18分からは「上越に愛ターン」
今回は上越市のお隣、十日町市松代に事務所兼
レストランをお持ちのカール・ベンクスさんのお話でした。
カールさんは東ドイツご出身の建築デザイナー。
日本だけではなく、ヨーロッパにもカールさんデザインの
日本家屋があります
カールさんは古い日本家屋をバラして、再生させる魔術師。
ボロッボロの古民家を、おとぎの国のようなお家に再生します。
【中村和彦さんが柿崎区に建てた移住者のための家】
そんな日本家屋の良さをよく知るカールさんに
柿崎区の農家・中村和彦さんが、移住者の方に住んでもらおうと、
家を建てました。人生の大博打です。
これは、マッチングの問題。
応援を、何卒宜しくお願いいたします<m(__)m>
【農家で施主の中村和彦さん】
中村さんの住む下牧集落は6戸で、
消滅の危機が迫っています。
仲間になってくださる方に来ていただくため、
カールさんに家づくりをお願いしたのです。
農家の中村さん、コメ作りや野菜作りは、
教えてくださるそうですよ。
【玄関ドア】
重厚なドアを開くと、玄関があります。
玄関を入ってすぐ右手に、1Fのお手洗い。
こちらにも立派な古材が使われています。
3F建てで、吹き抜け。解放感があるお宅です。
1Fから2Fへは、階段箪笥。
職人さんは、オール柿崎区の方々。
機能的なキッチンは、火を使わない日本製だそうですよ!
築150年の古民家の古材が使われているそうです。
カールさん曰く、
「日本の建築技術は世界一、普通の家でも文化財」
特に雪国の家は丈夫に作られているそうです。
来週も、カールさんのお話をお送りします。