上越市内の様々な所に伺って市民活動やイベントなどを お伝えする「出張Ｊステーション」。
今回は中央3丁目にある歴史的建造物のひとつ「ライオン像のある館」にお邪魔しました。
凛々しいライオン像が出迎えてくれました。
入口を入ると
ライオン像のある館の概要や
北前船について紹介されています。
ライオン像のある館は明治４０年頃に建てられた旧直江津銀行の建物で市内最古の擬洋風建築物です。
耐震化などの改修工事が完了し
直江津を訪れた人が気軽に立ち寄れる場所として生まれ変わりました
ホールには銀行当時に使われていた木製のカウンターや金庫、調度類が目に入ります。
お話をお聞きしたのは上越市から委託され、建物を管理されている
LLCまちみらい直江津の小松 光代さん（中央）
普段は「直江津まち好きガイド」として直江津の歴史や街並の魅力を伝える活動もされています。
調度品一つ一つに物語があり、歴史と、懐かしさと、発見と、
直江津の新たな魅力を感じてほしいという強い思いを感じました。
憩いの場としてだけでなく、コンサートや講演など、イベントにも気軽に利用してほしいとのお話の中で
今年は市内企業の入社式が行われたそうです。
またブライダル写真のスタジオとして使用したいとのお申し込みもあると言う事です。
皆さんのいろいろなシーンにお使いいただけそうですね。
銀行解散後は海運業「高橋回漕店」の社屋として使用されていましたが
当時お勤めだった方にもお話を伺いました
佐藤 由美恵さん（写真左）
当時、実際に使用していた机やタイプ、収納棚などを見ながら
思い出と共に、当時の様子を伺いました。
最後に
気になったのが
ライオン像の視線はどこを見ているのか・・
「佐渡を見ているのか、ライオン像が制作された柏﨑を懐かしんでみているのか・・」
と、小松さん。
ほっと一息しながら
直江津の歴史や文化に触れられる空間でした。
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◆開館日◆ ４月～11月の土日・祝日
12月～3月の三八朝市が開催される土日・祝日
◆開館時間◆ 午前10時から午後5時
◆入館料◆ 無料
〈イベント等での利用〉
土日・祝日に関わらず、平日も利用可
利用時間は、午前9時～午後10時
◆所在地◆ 上越市中央3-7-31
025-544-6238（開館日のみ）
◆利用申し込み・問い合わせ◆
上越市本町3-3-2
上越市 文化振興課
tel 025-526-6903
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おまけ
この日、八坂神社の春祭でした（4月27日、28日）
中継後、笛の音が聞こえたので外に出ると
ライオン像のある館前を巡幸中でした。
由香里
