イベントや市民活動のお話を伝える「出張Jステーション」
第9回目は大島区 藤尾町内の雪原棚田アート
「はるのしらせinフジオ」の会場にお邪魔しました。

春はすぐそこに来てますが
沿道の雪壁は多いところでまだ2mくらいありました。

雪に覆われた棚田は巨大な雪のキャンパスに変身。
下絵は太陽開発株式会社の皆さんが作り、

製図を元に測量機器を使って
杭を打ち準備。

米のもみ殻をいぶし焼きして作った「くん炭」を、
下絵に沿って撒き、巨大なアートを完成させていきます。

このくん炭で濃淡まで出すのは
もう職人技!!

お話は、実行委員長の布施正栄さん

地域を元気にしたいという思いで始まったイベントで
現在6世帯15人の集落でも
皆さんに楽しんでもらいながら参加してもらいたいとお話ししてくださいました。

今年は5作品が完成しました。

太陽開発株式会社の皆さんの作品
ピョンチャン冬季オリンピックで
銅メダルを獲得した「カー娘」

大島小学校の皆さんの作品は
今の6年生が考えたオリジナルキャラクター
「ほたじー」
年々進化しているとか・・

元気にインタビューに答えてくれたのは

1年生のまさむねくん
「グレーの部分を出すのが難しかったです」

↓たしか・・白い軍手をしてたはず

作業がんばったね(^^)

同じく1年生のあやねちゃん
「くん炭を撒くのが楽しかったです」

二人とも元気にお話してくれました。

1年生から6年生まで参加していましたが
みんな楽しみながら積極的に作業していました。

上越教育大学の皆さんの作品
大島区のゆるきゃら
おーちゃんとブルゾンちえみのコラボ(^^)
「ブルゾンおーちゃん」
雰囲気ありますね~

上教大ブースをしっかり仕切っていたのは
佐渡出身のみなつさん

徳島県出身のけいさん。

初参加でしたが
「燻炭撒きはご飯にふりかけをかける感覚で楽しく出来た」そうです。

大島中学校の皆さんは葛飾北斎の作品を完成させました。
去年までは小学生のお手伝いをしていましたが
今回は「独立」して作品作りに取り組みました。

郵便局長会の皆さんは
郵便局のキャラクター「ぽすくま」を制作。

高いところから棚田アートを見ると
キャンパスの大きさにびっくりします。

今年も130人ほどの参加があり2時間余りで巨大アートが完成しました。

このアート作品は雪解けが進んでも土の上に絵が浮かび上がる様子を見ることができます。
とても環境に優しいイベントですね。

By 由香里