イベントや市民活動のお話をお伝えする「出張!Jステーション」
第1回目は名立区の江野神社祇園祭の初日にお邪魔しました。
上越市の無形民俗文化財に指定されている祭事で、
300年以上前から、現在の形で続いているお祭りです。
毎年7月7日から14日まで行われます。
みこしを先導する山車は山鉾(やまぼこ)式で、
町内ごとに異なる縁起物が飾られています。
若衆が木やり歌を歌いながら山車を引き勇壮に駆け回る姿に、
歓声と拍手が送られていました。
13日までの午後7時30分から午後9時まで夜宮が行われ、
最終日の午後9時40分からお旅所前の神楽殿で里神楽を奉納し
14日深夜、山車に見送られてみこしが遷御します。
お話を伺ったのは、川端町内会長の徳田幸一さん。
7日はうれしさを表に出す「動」の祭りから始まり
14日深夜には周りを真っ暗にし暗闇の中で見守る「静」の祭り
とおっしゃっていました。
小さい街の伝統ある祇園祭をもっと多くの人に知ってもらいたい
という、熱い思いをお話しいただきました。
各町内の山車が勢いよくぐるぐる回る様は圧巻でした。
由香里